バルセロナ vs アトレティコ 浮き彫りになったバルサの改善点
久しぶりにブログを書いてみます!
今回はここ最近の1番のビッグマッチでもある
の試合を分析したので見るに堪えないかもしれませんが、最後まで楽しんでもらいったら嬉しいです!
(ちなみに今回はバルセロナ視点で話を進めて行きます。)
今回の試合バルセロナは初期位置を4-3-1-2として試合に臨みました。
まずこの初期位置から話を進めていきます。
アトレティコマドリッド サッカーを見てる人なら誰でもわかることですが、名称ディエゴシメオネ監督のもとで、とても硬いブロックを作り守備を基本としたサッカーをしてくることで知られています。
4-4-2で守り中央にコンパクトなブロックを作るというサッカーをすることは事前の分析でも分かっているはず、ですがなぜ中央に人を集めた初期配置にしたのか、初期配置が中央に人を多く置くだけなら、試合の流れの中で選手同士がポジションを変えながら試合を進めていくこともできますが、今回のバルセロナはその配置のままサイドは、アルバ セメドの2人任せのように見える攻撃を展開していきます。
左サイドはアルバが高い位置を取るので攻撃をしやすいのですが、右サイドはセメドが上がるシーンがありますが、上がる時のタイミングと質が伴わないため効果的な攻撃を出来ていませんでした。
メッシは1試合を通して、右の深い位置でプレーすることは滅多にありません。
そこで、ラキティッチを中央に起きつつ、右サイドの深い位置に流れさせ、クロスなり、ボールの中継地点として使うこともできたはずです。(ラキティッチは右のインサイドハーフで使われた時 右の高い位置に流れていくことが多いです。)
ですが、右にはビダルがいます。
ビダルも効果的な上がりを繰り返しますがそれは、あくまでゴール前への飛び出しです、サイドに流れていくことはありません。
ビダル左 ラキティッチ右の方が効果的にボールを保持しつつ、攻撃を展開できたのではないでしょうか。
もうひとつの不可解な点は
交代にあります。 なぜセルジロベルトとラキティッチを交換したのでしょうか。
セルジロベルトは右サイドバックで使われる時 常に質が高いとは言いませんが、適切なタイミングで右サイドを上がり下がりして攻撃でも違いを作ることができる選手です。 今回 PKを貰ったセメドは上がってきていてPKを貰うことが出来ていましたが 果たして何回 右サイドで効果的に攻撃を展開できたでしょうか。
セメドは守備では高いディフェンス能力を武器に相手からボールをとることを得意としますが攻撃で違いを作ることを得意としません。
ディフェンダーに攻撃まで求めるな!という人がいるかもしれませんが数年前のダニアウヴェスを思い出してみてください。メッシ アウヴェス チャビ この3人で右サイドから攻撃を展開したシーンはまだ記憶に新しいはずです。
だからこそバルベルデは右サイドで攻撃で違いを作り出せる、ウィリアンの獲得を熱望し、
就任1年目は4-4-2の右サイドハーフにセルジロベルトを使い、右サイドバックにセメドを使う時があったのだと思います。
攻撃時にこれはすごい!と感じるシーンがメッシがボールを持って違いを個人能力で作る時意外に感じられなかったので、まだまだ改善の余地があると言わざるを得ません。
ニュースでは 監督陣と選手との間で確執があると報じられていますが、果たしてセティエンは上手く選手を扱えるのか。
まだまだ問題が多いバルセロナですがいつの日か自分が憧れた美しいサッカーをするバルセロナになるためにピッチ上だけでなくピッチ外でも改善してくれることを願います。